今回が2回目の訪問です。 10席のカウンターのお店で、シェフが目の前でお料理され、奥さまが飲み物などをサービスしてくださいます。 素材を活かした、組み合わせも絶妙で、全てのお料理が美味しくて、大満足でした。 次回は上海蟹のお料理が出てくる10月に下旬に予約してきましたので、楽しみにしています。

知り合いの紹介で伺った京、静華さん ライブ感たっぷりで見ていて楽しい 味はもちろん、細かいサービスも行き届いていて最高の時間を過ごせました。 この日のメニュー ■茶杯　清湯スープ スッキリしているがしっかりとコクがあるスープ ■鱧と松茸　北海道松茸 湯引き鱧と松茸のスライス、松茸の香りがしっかりとしてる塩味 ■小碟　茄泥　茄子　雲丹 茄子蒸してペースト　万願寺、　雲丹 茄子のペーストの甘みを万願寺とうがらしのペーストの苦味、雲丹の塩味とコクで一体感がある ■涼菜　才巻　皮蛋 才巻、マコモ、銀杏、落花生、ザーサイ、皮蛋 優しい味つけの才巻、マコモ、銀杏(揚げ)、落花生を塩味を抑えたザーサイと皮蛋の塩味で食べる 色々な食感が楽しい一品 ■鳩 軽く燻製した鳩　蓮根薄切り酢漬け 軽い燻製だが、しっかりとした薫香、味つけはシンプルで蓮根の酸味がアクセントに。 鳩の食感はかなりしっかりとした食感 ■明石のタイ すだちとオリーブオイル 太春雨酢漬け　ポン酢系 じゃがいも千切り ニンニク少し 見た目も華やか、味つけも春雨が纏めている。 春雨に味を入れて調味料として使うのは何かに活かせそう ■サドルバック 鹿児島　サドルバック　チャーシュー 肩　XO醬　焼き栗、軽く飴絡め スチコンでしっかり火入れをしたチャーシューを風干しした商品 しっかり火が入っているのにかなりジューシー XO醬をつけると魚介の旨味が乗ってまた違った美味しさに。 ■伊勢海老 伊勢海老唐揚げ パン粉、ココナッツフレーク、味の素 塩、クミン　シンガポールのパン粉みたいな感じ 塩味の唐揚げに少し甘味のあるミックスパン粉で。 ココナッツの香りが海老と相性が良い 伊勢海老ビスク　豆板醤　→ 濃厚なエビチリソースのような感じ ビスクに豆板醤が加わるとかなり濃厚なエビチリソースのようなスープに。 ■フカヒレスープ 衣笠ダケ、金華ハム千切り　優しい味、ハムで塩味調整 ■近江牛サーロイン 棗と皮付きポテト付け合わせ 赤唐辛子、青唐辛子、山椒、四川唐辛子、陳皮、ローリエ、シナモン、 黒酢のソース　(バルサミコのような) 辛い香りを纏っているが実際は辛味はほとんどない。風味豊かな牛ステーキになっている ■サワラ 瀬戸内海　サワラ　甘酢餡かけ シンプルに脂の乗ったサワラの唐揚げに甘酢餡 ■広東パクチョイ 青梗菜のようなもの　塩でさっぱり ■浜名湖ドーマン ドーマン蟹　おこわ 蟹と旨味をご飯に吸わせたおこわ 旨味を抽出するのに結構砕いているので、ご飯の中に細かい殻がいるのが食べづらい ■坦々麺 手打ち細麺 しっかりと焼き目をつけた挽肉で坦々肉を作っているので、かなり香ばしい 麺は細いがコシもあり、あまり辛すぎないので全体的に食べやすい 小中大とサイズも選べる ■杏仁豆腐 かなり口溶けの良い杏仁豆腐 口に入れるとスッと無くなる ■フルーツティー オレンジ、リンゴ、レモン、クランベリー、 ベリーの香りの後にオレンジの香り、レモンリンゴの甘味、酸味が来て口内をスッキリさせてくれる ■マシュマロとかしてドライフルーツ混ぜて固めたもの 台湾菓子 ■団子　あんこ、卵黄の塩漬け ■ピスタチオ砂糖絡め 最初から最後まで目で見ても楽しく、美味しくいただきました。

カウンターのみの店内。 雲子の中華天ぷら黒酢ソース 蓮根もち・剣先イカ・キャビア 加賀蓮根をすりおろした蓮根もちの土台に 米だと思って見ていた、剣先イカのタルタル その上にキャビアです 密汁叉焼 ふくとめ小牧場のサドルバッグ種の叉焼 炭火で仕上げてます。 奥深い余韻でした。 三味春巻　麻辣ソルベ これはビックリの味わいです。 揚げたてアツアツの春巻きとマーラーソルベを 交互にいただきます。ソルベは辛いです。 春巻きは、まずせいこ蟹ゾーン、次に青リンゴ、次にチーズ、次に海老のゾーンが表れます。 いろんな意味で、全く自分の引き出しに無いお料理でした。 静華魚生 平目の細造りの中華風お刺身です。 中華クラゲと大根、瀬戸内レモン特にオリーブオイルのソースでいただきます。 周氏木瓜湯 パパイヤをくり抜いた器のスープの中は、 フカヒレ・きぬがさ茸・中華ハム 夢中でいただきましたが、結構なボリュームです。 帆立と大原根菜のクリーム炒め 塩の中で蒸し焼きした近江牛シンシン パクチーと豆鼓醤 天使の海老チリ、ポーチドエッグ添え 1958陳麻婆豆腐めし 陳麻婆豆腐の由来の説明付 土鍋で炊いた雑穀米 手打ち玉子麺の上湯麺 お代わりできる杏仁豆腐 ライブで作った飴でコーティングしたいちご フルーツ茶 お値段から逆算すると、グラス一杯２０００円位 となりますが、１０年物の紹興酒はとても良かったです。 ライブ感溢れるカウンター中華ですが、 ともかくシェフの動きに無駄が無く 僕が言うのは失礼かもしれませんが、 達人の動きを見ているようでした。 凄いです。素晴らしい。

偉大なシェフの繊細な中華料理。お店の凛としていながらアットホームな雰囲気。優しい優しいマダムやスタッフの接客も心地よいです。

京都の繁華街からは少し離れた、静かな場所にある。付近に駐車場もあるので車で訪れるのにも便利。外観だけを見て、中華料理の店だとは判別し難い。 店内に入るとオープンキッチン形式で、カウンター席が8つのみ(北京ダックの時期は6名のみ)だが、完全予約制。店主と奥様のご夫婦で取り回していらでしゃるが、厨房とホールに各1名の姿を確認した。 店主の調理の一部始終を見せてもらったが、無駄のない流れるような動きは、美しいとさえ思ってしまった。無論 提供される料理は季節の旬の材料をバリエーション豊かな味付けで、各々の料理の量は少なめだが、お茶が出てくる頃には大満足の満腹状態。 遠来からこの店の料理を食べに来られる方も珍しくはないみたいだ。

一品一品がご馳走でした。とても美味しかったです。精米35%の日本酒を2杯、お料理に負けず、ウォッシュしてくれるしっかりとした日本酒。 とてもお腹いっぱいになります。

京都にて、いつもお世話になっています 京、静華さん 今回もとても美味しくてしあわせなお時間を頂きました。 コースの量はしっかり目なのでお腹の状態をきちんと調整するのがおすすめです。 穏やかなライブにて目の前で作られるお料理 いつもいつも大満足です。

コースのみで、次々にいろいろな料理が小皿で供されるので少人数でも楽しめます。ご主人は、北京、香港、台湾と各地で修業なさったそうですが、この日のメニューは香港やヌーベルシノワの影響が強いようにお見受けしました。 例えばパパイヤに入ったスープはおそらく香港式、そして中華風のお刺身はマレーシアの華人のお正月料理である生魚（イーサン）を思い起こさせます。 そんなことはともかく、どのお料理も大変精妙な味で、一般的な中華料理のイメージとは良い意味でかけ離れています。きわめつけはデザートの杏仁豆腐。もう少しお腹に余裕があれば、ほんのりと杏仁の香るブラマンジェのごときこの逸品をもっと何度もお代わりするのにと悔しくなるほどです。 マダムをはじめとするスタッフのサービスも丁寧で快適。狭めながらも、とても居心地の良いお店です。