JR山陽本線笠岡駅より徒歩5分、1958（昭和33）年創業のラーメン店「中華そば 坂本」さん。 もともと笠岡には最大で300以上の養鶏場があり、安価で鶏肉を入手できたことから鶏を使用した笠岡ラーメンが生まれたと言われているのだそう。 そんな環境の中、創業者の坂本勇さんは鶏専門の精肉店を営んでおり、その隣の店で奥さまが中華そば店を始めたことからお店の歴史がスタート。 こちらは笠岡ラーメン最古のお店であり、営業は9時半〜13時半という訪問ハードルが高いところではありますが、同店の味を求めて客足の途絶えない人気店なのだとか。 笠岡ラーメンを食べるなら、まずはレジェンド店坂本さんへ行かねば！と思い、週末の土曜日10時前にお伺い。 店内はほぼ満席という盛況っぷりでしたが、辛うじてカウンター席へ案内されました。 注文したのは中華そばの並盛り。ちなみに大盛りが食べたい場合は10時より前に行かなくてはならないようです。 具材は秘伝のタレで煮込んだ鶏チャーシュー、青ネギ、メンマのシンプルな構成！まずは熱々のスープからいただきます。 親鶏の鶏ガラをじっくり煮込んだスープはあっさりとし、グイグイと飲める美味しいスープ！ちなみにレンゲは無いので丼から直飲みですが、これがまた良いんだよなぁー。 丸新麺業のストレート中細麺は小麦感の残るパツンとした食感が特徴。少しざらりとした麺はよくスープと絡み合い、これまた美味！ 鶏チャーシューは…これ、めちゃくちゃ酒のアテになりませんか？！濃いめの味付けで、噛めば噛むほど鶏の旨みが口一杯に広がります！ 麺を啜り、鶏チャーシューを噛み、時にメンマや青ネギで変化を加えつつ、熱々のスープで流し込む！あぁ、なんて幸せなことでしょう笑 食べ終えたあとはセルフかごにお代を入れるのも何だか昔ながらのお店という感じで楽しかったです。 笠岡ラーメンという存在は以前から知ってましたが、実際に食べてみるとその懐の深さに感慨深いものがあり、かつレジェンドの味は格別なものがありました。 美味しかったです！ごちそうさまでした。

広島で仕事のついでに笠岡に寄り道♪ 店の外は歴史を感じる感じで店内に入っても同じく歴史を感じる雰囲気。レトロ風ではなく確実に積み重ねた店内。 メニューは中華そば(600)一本。 潔くてかっこいい。 中華そばしかないおかげか出てくるまでも速い。 これぞ笠岡ラーメン！ という中華そば。シンプルであっさり。麺はしっかりめ。細麺。 最近のラーメンとかと比べるとさらにシンプルだけど、これがこの地のラーメンと思うと感慨深い。ご当地ラーメンはやっぱりご当地で食べると美味しさ増す気がする。 接客もいいとは言えないけど、こういう雰囲気が好きな人もいるだろうし(自分がそう)、なんというか昭和生としては懐かしさも感じる接客。こういうおっちゃんいたなぁ。 ご当地。歴史。感じるお店。 ごちそうさまでしたm(_ _)m

ここが笠岡ラーメンの元祖だそうです。若干化調が強めですが美味しかったです。店も昭和の食堂そのもので雰囲気抜群でした。

現存する笠岡ラーメンのお店で最も古いお店のようで、以前からずっと気になってましたがようやく行けました。 メニューは中華そばのみですが、細麺であっさりスープで自分好みのラーメンでとっても美味しかったです。 今時、600円は激安です。 10時迄なら大盛り(700円)が注文出来ます。 セルフの支払いもなかなか斬新で(笑) おじさんも凄く優しそうな方でした。 また近く行った際には是非とも寄らせて頂きたいと思います。 車は向いの銀行の駐車場(30分無料)に停めさせて頂きました。

朝食は9:30開店の坂本で朝ラーです。 開店少し前に到着し、入口に立って待っていると、気づいた店主が少し早目に店を開けてくれた。 ちょっとした気遣いはホントに嬉しいものです。 この店、以前事前調査が甘く定休日に行って食べられなかった所なのだ。 横浜のラーメン博物館にも出店していたことがあるみたい。 ようやくリベンジできました。

笠岡ラーメンならここ！と地元の方に案内頂きました。 美味しい広島ラーメンと同じで、食べはじめは薄いかなと感じるものの、3口目くらいから旨みを感じていつの間にか完食でした。 鶏のチャーシューが噛むほどに旨味が出ます。 近くに人気店があるとのことでしたが、地元の方は塩加減的には坂本の方が良いと言われていました。 大盛りがなくなっていたのは残念ですが、ラーメンの大盛りは味わいが変わるのである意味アリだと感じました。

2023 03/30放送　秘密のケンミンSHOWに笠岡ラーメンの代表として出てましたね 今月上旬の平日にかかわらず09:30オープンと同時に満席でした ただ開店すぐの常連客が帰ると後が続かななかったので開店待ちは止めたほうがいいでしょう　開店30分して入るといいと思います 近くに名店 いではらがありますが、互角の味だと思います いではらが一口目にウマ！なのに対し 坂本は毎日食べても飽きない味としての美味さ メニューは並と大の2つだけ 並を頼みましたが、普通の店なら大盛りの麺の量なんでガッツリ食べたい人でも並で大丈夫だと思います ネギ、鶏チャーシュー、メンマが入ってます スープの後口に少し醤油の酸味があるのでテーブル上にある胡椒を入れて好みに調整 水も会計もセルフです 箱にお金入れてお釣りも自分で取ってく 常連がほとんどなんでしょうけど、中にはたちの悪いのが絶対いるもんなんで大丈夫なんでしょうか　心配になります 笠岡駅から徒歩3分くらい　抜群の立地に飽きない味　何度もでも行きたくなる店

木、日、祝日休み、9:30〜14時頃まで営業、朝10時まで大盛り注文可能 【2024.02再訪】 中華そば600円 久しぶりに来て大盛りを頼もうとしたら、朝10時までしか注文可能ではなくなっていた。ご飯類もなし。 出て来た笠岡鳥ラーメンは、良い意味で実にオーソドックスな味で安心感がある。唯一といって良い、笠岡ラーメンの現存する老舗だけはある。 近所の人気店「いではら」もおいしいが、「坂本」の方が若干やさしい味というか、少しだけ醤油辛くない感じで、ヒネ(親鳥)のチャーシューも気持ち柔らかめ。 麺は笠岡ラーメンならではの、パツンと切れる歯応えの、小麦粉のおいしい麺。喉ごし最高♪ ウォーターサーバーの横に現金箱？があり、自分で料金を入れてお釣りをもらうシステム。 千鳥の二人の写真もあったが、きっと笠商に通っていた時も来ていたに違いない。かつては向かいにあったボーリング場にも。 【2020.12】 笠岡ラーメンは山形鶏ラーメンとも違う、醤油のキリッとした昔ながらのラーメンで、喉越しを愉しむような麺で唯一無二のうまさ。鶏チャーシューはうまみを出し切ったオマケみたいなもの。 元々は、盛んだった養鶏業の、卵を産まなくなった廃用鶏をどうするかで、戦前から自然発生したご当地ラーメンなのです。 唯一といっていい老舗となってしまった「坂本」は、昔はもっと朝早くから営業していたと思うが、今でも9:30開店と、ラーメン屋としては相当早い。市場に合わせての営業が普通だった名残りだろう。 その点、閉店も早いものの、近所の「いではら」もおいしいし、そっちは結構遅くまで営業している。 昔ながらの作り方をしている店はほぼハズレはないですが、昔食べた老舗和食屋がやってる創作鳥ラーメンは深みがなく、ラーメンとしても中途半端だった。 ちなみに、自分が一番好きな笠岡鶏ラーメンは、お隣の井原市の田中美術館そばの「笠北」。 美しいビジュアルもですが、鶏ラーメンの一つの到達点と言える出来だと思います。