東日本橋 隅田川側の閑静な一角にひっそりと佇む広東料理店『旬華 なか村』様 ランチタイムはリーズナブルな麺類やご飯ものを出されていた時期もあるそうですが現在はランチ、ディナーともに完全予約制で2種類のおまかせコースのみ 「牛、豚、鶏の肉を全て使う」 「割烹形式で10品以上を提供」 が特徴のお店です 平日18時予約で夫婦で訪店 今回戴いたのは ●シェフのおまかせディナーコース　14800円 ・アオリイカと海老の紹興酒漬け 他店では海老の紹興酒漬けというと2〜3日じっくり漬けてねっとり感を出されることが多いそうですが此方はアオリイカは約1時間、海老は約2時間の浅漬けで素材の食感が活きています ・甘々娘（かんかんむすめ）のクリーム春巻き 糖度が15度以上あり生でも食べられることで有名な玉蜀黍『甘々娘』を使ったクリーム春巻きです 『甘々娘』の旬は2ヶ月ほどしかなく、なんと今年『旬華 なか村』様で戴けるのはこの日が最後だったようです ・オニオコゼ、平貝、野菜の炒め物 白ゴーヤの程よい苦味がが良いアクセントとなっていました 桜海老醬を添えて ・スープ 金華ハム、鱶鰭、鮑、冬瓜、冬虫夏草等具沢山のスープ 濃厚ですがなんと調味料は一切使われていないそうです ・浸蒸鶏（チャンチェンカイ） シェフが香港の滞在先でおばあ様に教わった料理だそうで世の中に伝えられておらずこの店でしか食べられない鶏料理 片栗粉でとじた調味液に生肉を入れてせいろで蒸し寝かせて熱と味の浸透を促すというまさに低温調理の先駆けです ・おこげの野菜あんかけ 岡山の契約農家から取り寄せた小松菜やズッキーニをふんだんに使用したあんをあつあつのおこげにかけて戴きます お好みで自家製ラー油を添えて この自家製ラー油がしっかり辛くて凄く美味しかったです 予想外に辛い唐辛子を購入してしまうというハプニングから生まれたそうですが辛いものが好きな私達はこの辛さが好みです ・甘々娘のスープ ここで甘々娘再登場 お砂糖は一切使っていないとのことで素材の甘味が活きています ・自家製焼豚 豚ロースを使った品のある焼豚 ここで量の調節が可能ですが私達は勿論フルに戴きます ・肉料理 イチボのしゃぶしゃぶ ・冷製坦々麺 麺には黒胡麻が練り込まれています 先程の自家製ラー油が此方とも相性抜群 ・デザート マンゴーココナッツミルク 白タピオカ 国内の星付き中華料理店、有名日本料理店で修行し香港滞在中には家庭料理も学ばれたというシェフが作る料理は決して奇を衒っていないながらも唯一無二のものばかり 本格的でありながらも日本人に合わせて昇華された優しい中華料理でした ドリンクは ●ペアリング　8500円（日により変動あり） クラフトビールから始まりワイン、紹興酒、ハイボールから山椒香る芋焼酎まで こんなに多岐にわたるペアリングは初めてです 苦手なお酒がある方は最初に伝えれば配慮して戴けるようです 18時予約で21時前の退店 品数豊富なコースでシェフがワンオペで調理されているので時間がない時には向きませんがとても充実した時を過ごせるお店だと思います 最後まで読んで下さりありがとうございます Instagramも良ければフォローして下さい 外食アカウント@kizokuneko516 おうちごはんアカウント@kizokuneko0516

これは隠れた名店だ！完全予約制の中華料理店。広東料理を10品以上出されるコースメニュー。食材の鮮度を活かした料理が多かったが、手間をかけたことがどのお皿からも伝わってくる。他では見たことのない家庭料理も出して頂いた。 言葉の節々から他店が出していないものをできるだけ出そうという気概を感じた。 お隣ではご夫婦が結構記念日として利用されており、まさに相応しいお店であると思う。 カウンター席を利用させて頂いたが調理工程を見ることができるのと、丁寧な接客で居心地の良い時間を過ごすことができた。 早速次の月に予約をしたところ、メニューを変えてくれるとのことだ。間隔短い中恐縮だが、楽しそうに話すシェフの料理は是非食べたくて甘えることにした。アルコールはソフトドリンクも充実している。 テーブル席もあり家族連れや友人との会食でも利用しやすいと思う。

とにかく何を食べても美味い！ 香港の家庭料理がベースのお料理は、 調味料をあまり使っておらず、素材の旨味を感じられ超絶品✨ 香港修行中、90歳の方に教わったという『浸蒸鶏』はしっとりプルプルで上品✨ ここでしか味わえない一品。

【絶対もっと人気になって行く店】 食べログ百名店。 シェフの中村俊徳さんの経歴を聞くと日本料理の「樋口」、マンダリンホテル（ということは「広東料理 センス」）、今はなき高級中華の「中華たかせ」と華々しく、確実に美味そうだと期待させる。 そして楽しいことに、戸塚のロードサイドにある崎陽軒レストラン「戸塚崎陽軒 嘉宮」での経験もその前に持つ硬軟両派？ん？言葉の使い方違うか…。なんだか、料理の幅が広そうな経歴を持つ。 まずは「海老の紹興酒漬け」から…おお、昼間っから本格的中華スタートって感じ。海老本体はもちろん、頭の部分の味噌も美味い。 「鱧と味噌の春巻」…細かく言えば鱧のほか九条ネギ、黄ニラ、牛蒡を使った味噌が入っている。味噌が甘くて濃厚な味。美味いのだが味が濃厚すぎる気もする。 「ミル貝とホッキ貝の、黄韮炒め」…ミル貝とホッキ貝だけを出汁に使い、新レンコン、白ゴーヤ、獅子唐を具材に使っている。自家製の桜海老醬が添えられ、混ぜながら食べると旨味がすごい。美味しいなぁ〜。 「岩牡蠣、香港式塩漬けのレモン」 …サッと湯引きした岩牡蠣に自家製の香港風レモンとネギを薬味にいただく。岩牡蠣自体の旨みも濃厚だが、レモンネギが、効果的。これはオススメ。 「浸蒸鶏（チャンチェレ カイ）」…シェフが香港のおばあちゃんに教わった料理だそう。そして、世の中に伝えられておらず、この店でしかおそらく食べれない料理。とろみ（片栗）の中に鶏肉を沈めてから蒸す料理法。低温調理に近い形で、ゆっくり蒸し上がる利点がある。 鶏と一緒に食べるネギ生姜の味わいがたまらない。 「佛跳牆（ぶっちょうしょう）」…フカヒレ、金華ハム、干し貝柱、甘草、マカ、ハトムギ、枸杞、烏骨鶏、衣笠茸、アガリクス茸、月下美人の花、 乾燥させたドラゴンフルーツの花 …長時間煮込まれているのか、相当濃厚な味のスープ。栄養がたっぷりスープに染み込んで滋養が体に取り込まれていく感じ。水で途中口直しをし直さないと濃すぎるくらいに濃いお味。 「玉子あんかけ」…オクラや野菜が下にあり、それらと一緒に玉子あんかけをいただく。優しい味でこれはスープとの味の濃淡が、出る料理。 「叉焼」…味わいも濃厚で美味。贅沢な一品で食べ応えあり。 〆には2種が用意され、 「香港の家庭での食べ方の炒飯」と「冷製の担々麺」のどちらかからチョイスする方式。 …と言われてもやっぱり二つとも食べたいので少しずつ両方いただくようにお願いした。 「叉焼」…ふっくら濃厚に甘く焼き上がった肉はとてもジューシーで柔らか。美味で食べ応えあり。 まずは「香港の家庭での食べ方の炒飯」…これはチャーシュー炒飯に、魚のスズキとオリーブ醬（オリーブと高菜を塩漬けにして、油漬けにしたものを蒸したもの）と和えて、炒飯とこれらを混ぜてぐちゃぐちゃにして食べると、なんとも奥深い味ながらマジ美味い。 「豆乳の坦々麺」…白胡麻風味もあり、美味しい冷製の豆乳担々麺。ラー油も入り辛さの中に優しさもあって、美味しい。印象的な一品。 デザートは、「ココナッツミルクの中に黒胡麻白玉団子」…甘すぎない甘さで、美味。ほっと出来る味。 どの料理もとても美味しかった。敢えて気になった点を言えば多くの料理が割と味付けが濃くて強め。メリハリ含めて流れの中では少し薄味料理を混ぜた方が、僕らが食べる時に少し休みが取れる。 でも、中村シェフもサービスの女性が醸し出す雰囲気も、彼らの性格も良くて店全体が心地よい。再訪は決定。とっても良いお店だと思う。

以前から気になっていたお店でなかなかタイミングが合わずランチですがやっと行けました。 本格的な中華ではなく、和食の要素も取り入れた中華料理です。 全体的に味付けが優しくとても美味しい。 特にエビの紹興酒漬けは甘みが引き立っていてエビが苦手な私でも美味しく食べれました😋 ご主人の対応も人柄もよく気が利いていてとても良い時間を過ごせました。 今度は是非ディナーで伺わせてください。

隅田川沿い、閑静な住宅街ひっそりと佇む隠れ家な広東料理店 お店の前からはライトアップされたスカイツリーも一望✨ お店の入り口から隠れ家な雰囲気！ 落ち着いた雰囲気の店内 JAZZのBGMが流れれてまさに大人の隠れ家なお店です 国内の星付きレストランや本港の家庭料理を学ばれたシェフが手がける本格的広東料理がいただけます。 《シェフのお任せコース》いただきました 前菜からデザートまで全11～13品の中華割烹スタイル 岡山県にある契約農家で育てられた新鮮野菜など農家から直送の食材を使用 まず最初のお料理は ✴︎ピータンを揚げたもの　山椒塩とからすみパウダー 独特のピータンの臭さもなくピータンが苦手な方でもこれはいけるおいしさ！ ✴︎海老の紹興酒漬け ✴︎カサゴの胡麻和え　春菊とうるい ブラマンジェのソースかけ ✴︎煮穴子と九条ネギの春巻き　ごぼう味噌 ✴︎ミル貝とヤリイヤ　はまぐりと出汁と黄ニラ炒め クワイの素揚げ　自家製桜海老ジャン お店の一番の名物 ✴︎ チャンチェンカイ オリジナルのネギ生姜ソース お肉が柔らかくて絶品！ 日本でいう蒸し鶏 漢字で書くと「浸蒸鶏」 鶏もも肉を片栗粉を入れたスープで低温調理したもの シェフが20年前ほど香港で修行されていたとき近所に住んでいた90歳のおばあさんに教えてもらったお料理だそうです。 シェフが直接学んだ香港のおばあちゃんのオリジナルレシピ 本格的なチャンチェンカイ。 ここでしか食べれない逸品です ✴︎鯖と大根の海水煮込み　黒豆の湯葉 本来は海水と水だけですが魚の白湯で煮込んだお料理 ✴︎薬膳スープ ふかひれ、烏骨鶏、金華ハム、月下美人、はとむぎ、乾燥貝柱など入った体や美容にいいスープ ✴︎漢方豚のチャーシュー　カシューナッツの飴たたき じっくり焼いたチャーシュー柔らかくて美味しい ✴︎牛頬肉の紹興酒煮込み 下には貝柱で煮込んだかぶら ✴︎自家製おこげ 岡山の野菜や大山のなめこ、福建海苔、 佐土原ナスの入った野菜たっぷりのおこ ✴︎冷たい香港スタイルおしるこ 黒胡麻団子 ✴︎鉄観音ベースのお茶 前菜からデザートまでどのお料理もおいしくて、お値段以上の内容でした リピートしたいと思えるお店てます またお気に入りの中華料理のお店になりました😊

食通の友人が進めていたお店。 東日本橋駅から4-5分。 カウンターとテーブル席がいくつか、こじんまりとしたお店です。 三週間前に食べログからシェフおまかせコース13200円を。 ・ピータンを揚げたもの　山椒塩とカラスミ ・海老の紹興酒漬け ・カサゴの胡麻和え　ブランマンジェのソース　うるい ・煮穴子と九条ネギの春巻き　ごぼう味噌 ・ミル貝とやりいか　ハマグリの出汁と黄韮と炒めて　自家製桜エビジャン ・チャンチェンカイ シェフが香港にいらしたときに近くに住む90歳のおばあちゃんに教えてもらったという料理。 鶏のもも肉を片栗粉を入れたスープに沈めて余熱で火を通す所謂低温調理。葱生姜ソースで ・鯖と大根の海水煮込み ・烏骨鶏フカヒレ金華ハム干し貝柱で作ったスープ ・漢方豚を使った漢方叉焼 ・牛頬肉の紹興酒煮込み　下には蒸した海老芋 ・〆のおこげごはん マンダリン「センス」銀座の「たかせ」にいらしただけでなく和食の神宮前樋口にもいらしたそう。 ということもあってか和のテイストを取り入れたお料理も。 コースのお料理構成も素晴らしく、しかもこの内容でこのお値段はむしろ破格。 こちらでしたいただけないであろう「チャンチェンカイ」は素朴でありながら この柔らかさ、ジューシーさ、ぷりんとした食感はいまだかつて食べたことのない鶏肉料理。 「ブロイラー」を使われているということですが、本当に美味しかった！！ 贅沢すぎる烏骨鶏フカヒレ金華ハム～を使ったスープは香りも味わいも深さがあって素晴らしかったなあ。 総じてあっさりしたお料理が多い印象。和のテイストを取り入れ優しい味付けのものが多く 所謂中華の油を思い切り使った濃い味付けの料理をイメージしていくとちょっと違うとなるかと。 とはいえ私も友人もこちらの料理はとても気に入ってしまった！ ワインもペアリングもあるそうなので次回はそれを。 ランチは1000円からあるようでご近所の方がうらやましい～。

樋口、中華たかせで修行した中村氏がオープンした中華料理店。 カウンター4席にテーブル席一つのこじんまりとした店内は中村氏の柔らかな接客が行き届く心地よい空間。 中華料理に多用される油の使用を最小限に抑えた料理は、油分に頼らない旨味はしっかりと抽出しつつも軽やか。 食材では岡山の親戚から届くという野菜のおいしさが印象的。 焼物の叉焼も心に残るおいしさで是非リクエストしてみてほしい。 素敵な一夜をありがとうございました。